フランス語の学び方 体験談

 

フランス語を頑張っている方へ

フランス語マスターまでの個人体験談◎

 

37歳ではじめてフランス語を習うことに、、、、

それまでイギリス、アメリカ在住歴から英語はできたのですが、フランス語?!本当にゼロからのスタートでした。パン屋にいってもクロワッサンを指で指してジェスチョンでオッケー。( i _ i ) 到着してすぐアリアンスフランセーズAlliance Francaise1ヶ月インテンシブコースに参加。この時点でフランス語に興味があったわけでも、話したいという強い気持ちがあったわけでもなく、”とりあえず”気分。これが、間違いでした。クラスは地域的に12人くらいのクラスメートのうちわけは、スペイン人が複数、イタリア人、ドイツ人、、、ヨーロッパ系でそもそもラテン語ベースのフランス語を学ぶには基礎をもった方達がたくさん。そしてお国柄、間違っても、わからなくても、”とにかくしゃべる”(うるさぁあい!ぐらい)という人たち囲まれて、月曜日から金曜日まで、朝9時30から12時30までのクラス。アリアンスフランセーズ式の徹底的なCONJUGASON”コンジュゲゾン”動詞の活用方法。難しく、意味がわからず、1ヶ月のコースが終わるのを待ちかねて、フランス語放棄! これが私のフランス生活のはじまりでした。(これではちっともフランス語をこれから勉強したいというひとの励みにはなりませんねっ。この後が参考経験談です(-。-;


趣味と語学を結びつける

フランス語に限らず、どの外国でもそうだと思いますが、”何を伝えたいのか”が大切だと思います。さて、1ヶ月ポッキリで辞めたアリアンスフランセーズのフランス語クラス。フランス語とはまったく関係なく思えた”ヨガ”が私のフランス語の世界を作ってくれました。日本で18歳で出会ったヨガ。フランスでも家の近くのヨガ教室をすぐみつけ、朝から晩までヨガざんまい。(^ ^) そこで知り合ったフランス人たちが、個性的な生き方の素敵な方ばかりだったのが私のフランスに対する見方を開眼させてくれました。フランス人は”おしゃべり好き” とにかくしゃべります。フランス語ができない私も、ヨガのレッスン終了後には”カフェに誘われて”おしゃべりのおつきあい。もちろん全然わからないので”壁の花”でしたが、コーヒー1杯で2時間くらいは軽くしゃべりまくるフランス的な光景をいやというほど体感(?)しました。こうやってどんどんフランス人の知り合いが増える中、”これではいけない!”私もフランス語を喋りたい!” フランス滞在から1年以上が経ち、”フランス語習得”に向けて、積極的にアリアンスフランセーズに舞い戻り。すでに38歳でした。(これからが長い道のりーーー)


”フランス語漬け” 

よく語学習得の年齢は早ければ早いほうが良いといいますが、私の個人的な体験からすると、そうだとばかりは限らないと思います。若い時には羞恥心が邪魔をしてついつい人前で下手な語学を披露することをためらったりするものです。今振り返ると私の20代のときのアメリカでの生活がまさにそうでした。38歳でやる気をだしたフランス語、ヨガを続けながら、無理に(?)フランス人と”カフェ””アペロ”づきあいをしたり、もちろん同時に語学学校に舞い戻り、家の中ではフランス語のラジオ付けっ放し、新聞を読む(英語の基礎があると、フランス語の単語は英語と同じものも多いので以外に読むことが一番楽です。)こうやってなるべく環境をフランス語漬けにするようにしました。ヨガについては既に教える側にいたので、初めは英語で教えていたヨガクラスを、フランス語のヨガ本を読み漁りしながら、私の場合、フランス語の日常会話はいつまでたっても苦手でしたが、ヨガのおかげでかなり偏ったフランス語(ヨガを教えるための)からはじまったような感じです。でもそのおかげでヨガ友達が増え→誘われることが多くなる→無理してでもディナーにいったり、アペロにいったり(こういう場面が一番きついです、なにしろ、食事の時間が長いフランス、食事よりもおしゃべりがメインなフランス)でもそうすることによって、たくさんの知り合いができ、私のフランス生活はどんどんと広がっていきました。いずれにしても受け身では何もはじまらないので、”積極的”に!

新聞、ラジオ、ニュース、井戸端会議!

日本での生活も同様だと思いますが、日常の出来事、社会情勢、政治、グルメ、様々な話題から会話は成り立ちます。フランス語でも同じで、やはり”今日なにがあったのか””何をみたのか””知ったのか”という話題の資源はメディア媒体からも必要です。新聞を読んだり、ラジオを聴いたり、そして最終的には”ちょっとした”会話に参加して自分の意見をフランス語で述べる!おしゃべり好きなフランスでは会話が好きな人には最適な場所?!豊かな会話になるよう、やはり日常から色々なことに興味をもち、いざ”カフェ”となるときに話がつきないように! 

 

DELFを目指す?!

そもそもフランス語を学ぶためにフランスに上陸(?)してないので、DELFという言葉が耳に入るようになるにはかなり長い年月が経ちました。はじめは日本人の留学生たちがDELFという資格の話をしているな、、、という程度でした。d( ̄  ̄)。フランス滞在が10年近く経ち気がついたら、”フランス語の資格”何か受験してみようか!と思いDELF B1を挑戦してみました。B2かどちらか迷いましたが、試験に落ちたら受験料がもったいないなーー(たしか当時90ユーロくらいでした)という考えで無難を目指しDELFB1を受験。そして見事に合格!(語学学校での試験でしたので、受講者はかなり若いかたたちばかり、、、試験官も、”会話”のテストで私の話がとまらないので”はい、それで結構です”と打ち切られたほど、、、、これが年をとっての語学習得の強みですね( ´ ▽ ` ) B1が楽に受かったので、なんだか試験料が逆に高く感じで、その後のB2を受けていません。ーーーー

フランスでの日本ブーム

実際フランスでの日本ブームはかなり前から存在しますが、いまでもその衰えはみえません。”MANGA"はフランス語としても通じるし、それくらい社会現象になっています。航空券が手頃な料金になった今日この頃では日本へ観光にいくフランス人もかなり増えました。私のまわりも”日本へ行きたい!””日本から帰ってきた!””日本に行ったことがある!”という人口が多いのに圧倒されるくらいです。そのぶん、日本食への知識も増え、”SUSHI TEMPRA"時代は通り過ぎ、"OKONOMIYAKI" "TAKOYAKI" を知っている人がどんどん増えています。フランス語を学ぶと同時に、日本のカルチャーについても知識があると、会話力をつけるのに邪魔になりません。フランス人は質問好きです。そんな質問に色々答えられるよう、まずは日本文化の知識も!